ポケモンカードは他TCGに比べて禁止カードが少ないですが、それ故に禁止となった理由が面白いです!

一枚で環境破壊するカードやコンボで相手絶望させるポケカなど…

今回はそんなポケカの禁止カードについてまとめます。

  • ポケカ禁止カード一覧
  • 禁止カードの歴史
  • 禁止カードになった理由

    上記の流れで紹介します!

    理由を知り、次の禁止カード予想をしてみるのも面白いかもしれません^^

ポケカの禁止カード一覧

ポケモンカードには

  • スタンダード
  • エクストラ
  • 殿堂

上記3つのレギュレーションがあります。

それぞれに禁止カードがあるので、区分に分けて紹介します。

スタンダードの禁止カード

ポケモン
ビクティニV
理由:エラーカード(技構成が本来のビクティニVの技構成ではないため、禁止カードにされた)

スタンダードではビクティニVのみ禁止となっています。

ビクティニのエラーカード

理由としては、本来の技構成ではないため、使用が禁止となりました。

イラストとデータが不一致のカードを受け取られたチャンピオンズリーグ2022京都で勝利賞を獲得したプレイヤーの皆さまには、プレイヤーズクラブに登録されているご住所に、本来のイラストとデータのカードを改めて送付いたします。

また、イラストとデータが不一致のカードについては、すべてのレギュレーションにおいて禁止カードとします。

引用:ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト

エクストラの禁止カード

ポケモン

 アーケオス(BW2)「マツブサの隠し玉」とのコンボで先行2ターン目で進化をロックできる。
 アンノーン(SM8)「DAMAGE」660ダメージを受けていると特殊勝利できる。
 アンノーン(SM8)「HAND」手札が35枚になると特殊勝利できる。
 シェイミEX(XY6など)回収ネットで何度もドローできる。
 フラベベ(SM6 特性「ぬけがけしんか」)フラエッテ(特性「はなつみ」)への進化で相手の手札をデッキに戻せる。
 マーシャドー(SM3+など 特性「やぶれかぶれ」)相手への手札干渉ができる。
 ミロカロス(XY2など)アオギリの切り札」と組み合わせ、後攻1ターン目で基本エネルギーを3枚加速できた。
 ムウマージ(SM10)「リセットスタンプ」とのコンボで相手の手札を操作できた。
 ヤミラミ(BW4)妨害カードを何度も再利用し、相手の山札切れを狙える。
 ヤレユータン(SM5Sなど)妨害カードを何度も再利用し、相手の山札切れを狙える。

サポート

 オカルトマニア(XY7など)特性をロックできる。
 ゲーチス相手の手札を見ることができ、グッズを全て山札に戻せる。
 こわいおねえさん相手の手札を3枚選んでトラッシュできる。「リセットスタンプ」や「ザクザクピッケル」で相手の手札をロックできる。
 フラダリの奥の手グッズなどを使いまわせるため、枚数制限カードが意味をなさない状態となった。
 マチスの作戦相手の手札を0枚にできるキーカードだった。「ザクザクピッケル」と合わせることで、手札ロックとなる。
 マツブサの隠し玉「アーケオス(BW2)」とのコンボで先行2ターン目で進化をロックできる。
 ムサシとコジロウ「リセットスタンプ」などとコンボすることで、相手の手札を0枚にできた。

スタジアム

 巨大植物の森ダーテング(特性「きょだいなうちわ」)と組み合わせることで、先行1ターンで勝利できた。

グッズ

 ザクザクピッケル相手がドローするカードを選べた。手札干渉カードと組み合わせることで、手札ロックできた。
 しまめぐりのあかしジラーチEX(特性「ほしのみちびき」)とのコンボが強力。相手の手札を0枚にできるキーカードだった。
 リセットスタンプムウマージ(特性「ふしぎなことづけ」)とのコンボで相手の手札を操作できた。
 レッドカード相手への手札干渉ができる。
 時のパズル(XY9など)妨害カードを再利用し、相手の山札切れを狙える。
 回収ネット(2023年10月27日追加)「テツノブジンex」などexpポケモンとの特性が関係

以上がエクストラ環境における禁止カードでした。

禁止カードにされた理由は以下にて詳しく解説しています!

  • カクレオン
  • フラダリの奥の手
  • アーケオスとマツブサの隠し玉
  • 巨大植物の森
  • リセットスタンプ
  • ムウマージ

殿堂の禁止カード

ポケモン

カクレオン(ポケボディー「カラフルボディー」)ゼルネアス(技「レインボーフォース」)のダメージを280まで上げることができた。

サポート

フラダリの奥の手グッズなどを使いまわせるため、枚数制限カードが意味をなさない状態となった。

グッズ

ミラクル・ダイヤモンド希少かつ強力だった。
ミステリアス・パール 希少かつ強力だった。
ワンダー・プラチナ 希少かつ強力だった。

以上が殿堂環境における禁止カードでした!

ポケカの禁止カードの歴史

ここでは禁止カードの歴史を追っていきます!

2014年ごろミラクル・ダイヤモンド
ミステリアス・パール ワンダー・プラチナ
2015年4月ごろカクレオン(ポケボディー「カラフルボディー」)
2015年6月20日〜フラダリの奥の手
2017年9月1日〜アーケオス(BW2)巨大植物の森
2018年12月7日〜マツブサの隠し玉
2019年2月1日〜アンノーン(SM8)「DAMAGE」
2019年9月1日〜
アンノーン(SM8 特性「HAND[ハンド]」)こわいおねえさん
ムサシとコジロウリセットスタンプ
2019年10月4日〜
マーシャドー(SM3+など 特性「やぶれかぶれ」)フラベベ(SM6 特性「ぬけがけしんか」)
ムウマージ(SM10)レッドカード
ザクザクピッケルしまめぐりのあかし
ゲーチスマチスの作戦
2021年1月22日〜
ヤレユータン(SM5Sなど)時のパズル(XY9など)
オカルトマニア(XY7など)シェイミEX(XY6など)
ミロカロス(XY2など)ヤミラミ(BW4)
2023年10月27日〜
回収ネット

こんな歴史になります!

フラダリの奥の手より前は日数まで追えませんでした…

禁止カードになったポケカの理由

ここからは禁止カードとなったポケカ等の理由をご紹介していきます!

  • カクレオン
  • フラダリの奥の手
  • アーケオスとマツブサの隠し玉
  • 巨大植物の森
  • リセットスタンプ
  • ムウマージ

個人的にコンボやばすぎ!と思ったポケカ等の禁止理由をピックアップしました!

カクレオン

カクレオン(カラフルボディー)

カラフルボディーという特性を持ち、9つのタイプを持つという効果がありました。

これだけでは技も弱いため問題視されていませんでしたが、レインボーフォースという技を持つゼルネアスの登場で禁止カードに。

レインボーフォース(妖・無・無)10ダメージ。自分のベンチポケモンのタイプ数×30ダメージを追加

このレインボーフォースの存在で280ダメージ出すことが簡単になりました。(30×9+10=280)

レインボーフォースはダブル無色エネルギーに対応していることから、エネルギーを一枚確保すれば良いという発動のしやすさもあり、後攻1ターン目から高火力が出せます。

これによりカクレオンは禁止カードとなりました。

フラダリの奥の手

フラダリの奥の手
フラダリの奥の手おたがいのプレイヤーは、それぞれ、自分のトラッシュにあるすべてのカード(「フラダリの奥の手」をのぞく)を山札にもどす。そして山札を切る。

このカードの効果を利用することにより、LOデッキや殿堂入りしたカードを何度も使い回すことができるようになりました。

ゲーム性を見事に破壊してしまったので、禁止カードとなりました。

アーケオスとマツブサの隠し玉

アーケオス(げんしのちから)
マツブサの隠し玉
アーケオス(特性「げんしのちから」)このポケモンがいるかぎり、おたがいのプレイヤーは、手札からポケモンを出して、進化させられない。
マツブサの隠し玉このカードは、自分の手札がこのカード1枚だけのときにしか使えない。
自分のトラッシュから闘ポケモンを1枚選び、ベンチに出す。その後、自分の山札を5枚引く。

アーケオスとマツブサの隠し玉をコンボさせることで、進化ロックを行えました。

アーケオスがトラッシュに入れば、後攻1ターン目で進化ロックできたことにより、ポケカの特徴を否定する形となり、禁止カードの仲間入りに。

また、マツブサの隠し玉の効果に闘タイプ以外制限はなく、進化ポケモンも持ってくることができます。

これにより他の強力な化石ポケモンがベンチに登場することになりました。

巨大植物の森

巨大植物の森
巨大植物の森おたがいの草ポケモンは、最初の自分の番や出したばかりの番でも進化できる。
スタジアムは、自分の番に1枚だけ、バトル場の横に出せる。別の名前のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。

巨大植物の森とダーテング(特性「きょだいなうちわ」)がコンボを組むことにより、先行1ターン目から勝利することができました。

ダーテング(特性「きょだいなうちわ」)この特性は、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。コインを1回投げオモテなら、相手のポケモンを1匹選び、そのポケモンと、ついているすべてのカードを、相手の山札にもどす。そして山札を切る。

この効果により、先行1ターン目でダーテングを進化でき、大量のドローソースでキーカードを引くというデッキが完成。

これがあまりにも強すぎたため、禁止カードになりました。

ムウマージ

ムウマージ(ふしぎなことづけ)
ムウマージ(特性「ふしぎなことづけ」)自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。自分の手札が7枚になるように、山札を引く。

この効果は一見メリットとデメリットが釣り合っているように見えるが、さまざまなカードとの相性がよく、相手の手札ロックを引き起こす役割を担います。

また、次に紹介するリセットスタンプとの相性はとてもよく、2枚で完結してしまう。

その強力な特性が禁止カードとなった理由です。

リセットスタンプ

リセットスタンプ
リセットスタンプ相手は相手自身の手札をすべて山札にもどして切る。その後、相手は相手自身のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。

リセットスタンプは先ほど紹介したムウマージ(SM10)と組み合わせることにより、相手の手札をロックすることができます。

ムウマージの効果で相手のサイドは少なくなり、リセットスタンプで相手の手札を減らしていく戦法が可能に。

ただ、ムウマージと組み合わせないと普通なため、ムウマージより先に禁止カードとなりました。

ポケカの禁止カード一覧!理由や2024までの歴史をご紹介:まとめ

ポケカにも禁止カードが存在しましたが、ポケカの概念を覆すカードや制限カードを使いまわせるカードが多い印象ですね!

公式としても進化ロックやLOなどは望んでいないということがはっきりわかりますw

では禁止カードをまとめていきます!

スタンダードビクティニV
エクストラアーケオス(BW2)
フラダリの奥の手巨大植物の森
マツブサの隠し玉アンノーン(SM8 特性「DAMAGE[ダメージ]」)
アンノーン(SM8 特性「HAND[ハンド]」)こわいおねえさん
ムサシとコジロウリセットスタンプ
マーシャドー(SM3+など 特性「やぶれかぶれ」)フラベベ(SM6 特性「ぬけがけしんか」)
ムウマージ(SM10)レッドカード
ザクザクピッケルしまめぐりのあかし
ゲーチスマチスの作戦
ヤレユータン(SM5Sなど)時のパズル(XY9など)
オカルトマニア(XY7など)シェイミEX(XY6など)
ミロカロス(XY2など)ヤミラミ(BW4)
回収ネット
殿堂カクレオン
ミラクル・ダイヤモンドミステリアス・パール
ワンダー・プラチナフラダリの奥の手

以上となります。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。